産経ソウル支局長出国禁止10月5日で60日目 日本政府は黙っていて良いの？

ネットニュースを見ていたら
産経新聞が書いた
韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の記事について

名誉毀損の疑いで韓国検察当局により捜査を受けている
産経新聞ソウル支局長（当時）の加藤達也氏が

8月7日に出国禁止令を出されて以来
10月5日で60日目を迎えることを知りました。


よその国の法における捜査に
日本人の私が口出しできることではないのですが


言論の自由が許された日本では
誹謗中傷ではない
意見や感想を言うことは許されるでしょう。


日本政府も何にも言わなくていいのかなぁ？


なんでも加藤達也氏は
5度にわたって出国禁止令が延長されているらしいのです。


裏工作や証拠隠蔽（いんぺい）などが考えられる
脱税や汚職事件などとは異なる

誰しもが明白に見ることができる新聞記事に関して
“名誉毀損の疑い”で起訴もせずに
ここまで韓国内に拘束できるのでしょうか？


しかも記事の引用元になっているのは
朝鮮日報の記事。


そちらの方が徹底的に調べられた情報は入ってきません。


本当に名誉棄損になるのなら
さっさと起訴して裁判にするべきではないでしょうか？


現にポータルサイトの掲示板に
朴槿恵大統領を誹謗する内容を書き込んだ韓国の主婦は

さっさと裁判が行われ
執行猶予付きの判決が出ているではありませんか。



加藤氏の自由を奪っておいて
何か条件でも付けて取引でもしようと言うことですか？


反日の国民感情に任せて日本人たたきだったら
比較的楽に出来るので加藤氏を拘束するまでは良かったが

その後、落としどころが見つからず
起訴すれば勝てない

もしくは勝ったとしても
もの凄いこじつけが世界中に知れ渡り
韓国に国際的批判が起こることを心配しているのでしょうか？



だいたいジャーナリズムが権力者にかみつくのは
極めて当たり前の行動であり

それを政府の広報などで反論するでもなく
権力で言論を抑えこもうとしているようにしか見えません。



韓国の司法の場では
行政の場である韓国大統領と主従の関係でもあるのですか？


司法の場がしっかり独立しているなら
起訴するなり、不起訴にするなりもっと早く結論が出ると思うのです。



そして、
日本政府に対して言いたいのは日本人を助けなくていいの？って事です。
よその国の裁判ですから何も知らずに無罪放免にしろなんて
その国の主権を無視したような発言はしませんが


いたずらに結論を先延ばしにして一人の人間の自由を理不尽に奪い続けるのは
やめてほしいと思うのです。



今は加藤氏に対してただの人権蹂躙（じんけんじゅうりん）だと
思うのですがいかがでしょうか？


相手が韓国だからそっとしておこうだとか
訳の分からない遠慮や自主規制などはもうやめにしてください。


日本政府として言うべきはしっかり発言する。
裁判でもなんでも出るべきところにはしっかり出る。


政治は妥協の世界だからと言って
裏取引じみたことを
韓国相手には絶対しない。



そうしないと何でもかんでも結論も出ずに
ほとぼりが冷めては蒸し返すことの繰り返しだと思います。


今回の加藤氏に関しても
日本政府は早急の解決を要望する声明は出しても

何やら裏取引をして
数年経ったらまた韓国に蒸し返されて
あることないこと言われるような事態は避けてほしいです。



起訴されたら起訴されたで
堂々と出るべきところに出ればいいのです。


産経新聞の加藤達也氏もそんなのは覚悟の上で
逃げも隠れもせずに
自分の社の記事に自信と責任を持って

堂々と事情聴取にも応じて
韓国検察当局に出頭したのでしょうから。


日本政府もしっかり日本人の加藤氏に力を貸してほしいものですね。