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フジの4月6日放送の新形式ドラマ「逃走中」の振分親方の言葉で考えたこと

フジテレビで3カ月に1回くらいの割合で放送されている
「逃走中」と言う番組があります。


番組内の設定では
「クロノス社」と言う未来の企業が運営する
ゲームで各プレイヤーがハンターと呼ばれる追跡者から
とことん隠れまくり、逃げまくるものです。

いわゆる鬼ごっこですね。

最期まで逃げ切ったら
逃げ切った時間に対して
賞金が出ると言ったものです。

この賞金が本当に出ているかどうかは分かりませんが
新しい形の物語だと思ってみています。


今回のストーリーは「クロノス社」のライバル企業である
ヘリオス社の幹部・有明リョージが
逃走中のハンターを盗み出し、

そのシステムを自分たちの物にしようとするのを
「クロノス社」で逃走中のプログラム開発者の月村サトシらが
阻止するのが本線です。

その中でプレイヤーたちが「逃走中」と言うゲームを
行っていると言うことなのです。

あくまでも推測ですが
これも物語の一部として
おそらく大まかな筋書きがあるのだと思います。

だから先ほど新しい形の物語だと思ってみていると書きました。


その様な中で
ゲームをしているプレイヤーに
様々なミッションが出されるのですが

今回はいつもの逃走中よりも難度が高くなった設定で
終盤、
仲間のプレイヤーを裏切っている
アンドロイドプレイヤー役である
坪倉由幸(我が家)と益若つばさの変装マスクをかぶった
ダミープレイヤーがそれぞれ十体ほど出現したなかで

本物の裏切り者プレーヤーの坪倉と益若を見つけて
写真を撮り、それを認証させるミッションが発動します。

その時にプレイヤーの一人である振分親方(現役の頃の高見盛)が
言った言葉に

「偽物(裏切り者プレイヤー)の偽物(裏切り者プレイヤーのダミー)」
「あれ、それだと本物か?」
「偽物の本物をさがすのか。」
って振分親方もこんがらがっていました。

少しその言葉のロジックに考え込んでしまいました。
本来、反対の反対と言えば元に戻ってしまうような感じにはなります。

例えば男の反対(女)の反対は男って感じです。

ですが“偽物の偽物”の場合は

決して“本物”にはならないのですね。

裏切り者プレイヤーの偽物は
ただの偽物プレイヤーのダミーで
本物のプレイヤーじゃないって事です。

仮に天然ダイヤモンドの偽物が
人工ダイヤモンドのジルコニアだとして
そのジルコニアの偽物はガラス玉でもいいわけです。


次に
「偽物の本物」の発言は
これはうまい言い方だと思いました。


偽物のダミーが多くいる中で 「本来の偽物」を見つけなければいけないわけですから 「偽物の本物」を見つけなければいけないわけです。
とっさにこの言い方をした振分親方は
スゴイです。


しかし何ですね、
今回はゲームドラマも面白かったのですが
言葉の使い方という番外編のところで楽しんでしまいました。





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タグ:逃走中
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