小保方晴子氏のコピペ騒動で思ったのですが将来的に論文調査はGoogleにお世話になるのか? [事件]
今年2014年1月30日の報道で
世界中を驚かせたSTAP(スタップ)細胞。
それがその後2カ月もしないうちに
チームリーダー小保方晴子氏の論文がねつ造疑惑
管理人がここで驚きなのは
STAP細胞の実験写真や
小保方晴子氏の早稲田大学博士論文のコピペ疑惑などが
小保方氏が所属する理化学研究所内や
STAP細胞論文を掲載した科学誌ネイチャー
はたまた、早稲田大学から指摘されたのではなく
ネット上の“素人”さんからの指摘からだったことです。
“素人”と言うと少し語弊がありますね。
“専門的な職業としていない方”といった方が良いかもしれません。
趣味や好奇心で個人的に深く調べて研究している方と言ってもイイです。
よく言えば、“玄人はだし”
悪く言えば、“科学オタク”
(最近オタクは悪い意味でもないようですが)
そう言った方が今回のSTAP細胞の実験写真などが
他から流用しているのではと指摘したのですよね。
一昔前では考えられないことです。
ネットの凄さでもあります。
現在では公表された論文などはネットで
拝見できますので
多くの“専門家素人軍団”の目にも触れるわけで “パクリ”は見つかりやすいと言うことですね。
ところでネット上に発表されていた記事なのですが
専用のテキスト比較ツールを使うと
小保方氏の早稲田大学に提出した博士論文の序章の20ページほどが
米国立衛生研究所のサイトと99%同じものと出るそうです。
ネット上では自分の書いた記事の文字や文章が
他の方と同じになっていないかどうかを
調べることができるサイトが有料、無料問わずあります。
逆に言えば自分の記事をパクッているサイトを
見つけ出すこともできます。
出来事など事実は変えられませんので
記事の引用部分で
同じになることは当たり前なのですが
論文で20ページもの部分が99%同じなどと言う結果が出ては
コピペそのものですよね。
さて、ネット上で
そのコピーコンテンツを見つけ出すことが世界一優れている機関?
管理人はどう考えても、それは「Google」だと思うのですね。
サイトを判断するアルゴリズムで
“パンダアップデート”だとか“ペンギンアップデート”
などでコピペサイトなどの品質の低いサイトや
検索結果スパム、
検索順位を上げるための人為的な被リンク構成を持ったサイト
などを見つけ出して検索外に飛ばすのは得意です。
コピペどころか言葉を変えたり文章の前後関係を変えただけのような
モノもパクリサイトとして見つけ出すことができます。
そう考えると大学や学術機関も論文などを検証するときに
まず、どこかのパクリになっていないかどうかを調べるのに
Googleさんに依頼するようなビジネスも始まるのかなぁ?
GoogleはGoogleで、
もしかしたらネット上だけでなく
図書館などに蔵書されている書籍の文のデータも
案外、大量に集めていたりしたら
本格的にパクリ論文はいとも簡単に発見されるんでしょうね。
つまり、大学生の卒論も調査対象にできるよね…
検索だけでなく、
論文調査もGoogle様にお願いする時代が来るのかも?
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