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韓国客船セウォル号沈没の報道画像を見て感じた違和感 [事故]

4月16日の朝に発生した
韓国客船セウォル号が沈没する海難事故の報道が
連日各テレビ局で行われています。


いまだ、行方不明者が270人近く(4月18日時点)います。
本当に一刻も早く発見救出されることを祈ります。


その様な中でテレビの報道映像を見ていて 何か違和感のようなものを感じました。

18日の時点の報道で
“海洋警察が乗客の家族らに対して16日の事故後
「船内に酸素を注入している」と何度も説明していたが、
実際には酸素注入の設備が届いたのは17日夕方で、
海洋警察の説明はうそだったことになる。”
とありました。


そこで被害を受けた乗客の家族の方が
ウソ説明が分かった時点で
怒りを海洋警察にぶつけるのは分かるのですが

16日の時点で「海洋警察は信じられない」
などと発言している人もいました。

同じく、今回の海難事故当日
天候も悪く潮の流れが速く、

波も高く視界が極めて悪い状況で
ダイバーが海に潜っての救出作業を
いったん中断した時も

“さっさとダイバーを潜らせて救出しろ!”
命令口調で詰め寄っている人もいました。


さらに
少なくとも日本で報道されていた16日時点の報道画像には
修学旅行でセウォル号に乗っていた高校の生徒が通う学校の先生が

事故の関係情報などを学校で家族の方に 説明しているときに先生の胸ぐらをつかんで 怒鳴りつけている男の人が映されていました

さらに18日のニュース画像では
興奮して学校の校長にペットボトルの水を浴びせかけ
マイクのコードを引っ張り取り上げていた女性もいました。

多くの先生が体育館の壇上にいたのですが
皆さん正座していました。


この光景は
管理人にとっては何だか違和感があります。


救助作業にあたっている人は
めんどくさいから救助中断しているわけでないんですよね。

必死になって救助活動をしているはずです。
もしそうじゃないならその国はもう“終わっています”

必死になって救助活動をしている人に命令口調で
罵るかのようにものを言う被害者族は日本では考えられません。

家族の方が行方不明者に対して
この上なく心配していることは分かりますが

不安や怒りをぶつける相手を間違っていると思います。


先ほどの胸ぐらをつかまれていた学校の先生にしても
事故現場からまともな情報を教えてくれない限り
報告できないわけであり、
学校側も今回の海難事故の被害者ですよね。

校内で起きたイジメや傷害事件ではないのです。 何故家族の方に対して正座させられて 校長は水をかけられたりしているのでしょう?

さらに言えば
船内からの生存者のメールが届いたと
ありましたが
それが17日以降の物は複数にわたり偽メールだったり
このような状況も考えられません。

今まさに救出活動しているのに
それを邪魔するかのような偽メール。

このような多くの被害者を生んだ事故を 喜んでいるやつが表だって出てきているわけです。


日本でもそのような不謹慎なものもいますが
おもてだってアピールはしてきません。

陰に隠れてコソコソやっているものです。
(東日本大震災で福島原発事故でフジテレビ関係者が
“笑える”とか言った音声が漏れて問題になりましたよね。)


今現在、救助を待つ人がいるのに
つかみ合ったりののしり合ったりしている場合じゃないと思うのですが

これは日本人の特別な考え方なのでしょうか?







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タグ:セウォル号
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