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水樹菜々を悲しませる平成版ライダースナック問題 [事件]



新聞の報道によると
明石市魚住町清水在住の会社員、
福元一輝容疑者が重さ約208kgにも及ぶポテトチップスを
神戸市や明石市の雑木林に不法投棄して逮捕されたとありました。


この会社員はポテトチップスに付属する
水樹奈々さんのコンサートチケット応募券が目当て
大量購入したそうです。

しかし何ですね、
ポテトチップスの袋を開封しないと応募券が取り出せないとなると
大量に開封されたポテトチップスは
自分で処理ができないから捨てちゃおうって事になったんでしょうね。


ただでも道義的に食べ物を粗末に扱うことは
はばかられるのですが
なおさら食料自給率が低い日本で食べ物を粗末にすることは
許されない行為です。

ともあれ、当たり前の事が出来なくなるのが
この手の熱狂的ファンの心理状態なのでしょうね。

結局は、コンサートを開く水樹奈々さんが悲しむ結果になるのですね


この手の事件は会社も同じカルビーさんで1970年代初頭に
ありました。

いわゆる「仮面ライダースナック事件」

このスナックには
1袋につき1枚、
仮面ライダーや怪人の通し番号がついた
写真がプリントされた
「仮面ライダーカード」と言うものがついていて

当時の仮面ライダーの爆発的人気もあって
このライダーカードも凄い人気でした。


ただ当時小学校低学年のお子様だった管理人は
当然大量買いなどができるわけもなく
たまに買って貴重なカードを喜ぶ程度でした。


それでもやっぱり当時でもいたのですよ
親の財力に物を言わせて
大量買いする者が。

それでカードだけとってスナックは捨ててしまうと言うことが
日本全国で発生し始めていました。


管理人は学校でそれらのことに関する注意を
先生がしていたことを覚えています。

ちなみに管理人も含めて周囲の友達は
皆貧乏人でしたのでそんな大量買いなんてことは
最初っから経済的にできませんでしたけども…


これはつまり、
経済的に子供の行動を親がコントロールできる
出来事でした。


今回の水樹奈々さんの
コンサートチケット応募券付スナック不法投棄は

子供ではなくそれなりに経済力が出て来る
25歳の青年です。

自分の趣味に自分のお金を多く費やすことができる者が
やってしまった事件です。


これは本人の自制心に訴えることしかできません。

そうなってくると
企業側で初めから対策を考えておかなければいけなかったことでしょうね

特にカルビーさんは
ライダースナック事件で経験済みなわけですから。


よくセブンイレブンなどでは700円以上の商品購入者に
店頭で商品などが当たるカードを引いてもらっていたりしますが

同じようにカルビーのポテトチップスを購入した人には店頭で
コンサートチケット応募券を渡す形式でもいいのでは?

そうすればポテトチップスの開封は避けられます。

それでも大量買いをして捨てる人は捨てるでしょうが
そこを1袋120円前後で売っていたポテトチップスを

大量買いして消費できない方を対象に
1袋10円ぐらいで買い取り
30円ぐらいで商品だけを再販すると言うことは出来ないもんでしょうか?


コンサートチケット応募券が目当ての人にとっては
ほんのわずかでもお金が返って来るわけですし
何より食べ物を捨てると言ったことも避けられますよ。

食品販売会社にとっては食品を売ることがメインなわけですから
チケット応募券だけを販売すると言ったことは出来ないでしょうし

くわしくはわかりませんが
「チケット」を売るのではなく「チケット応募券」を売るのは
法的な問題もあるかもしれません。


ですから応募券をポテトチップスの
“おまけ”としてつける方法をとるのでしょう。

だとすると
ポテトの封を開けなくても応募券を渡せる方法を
取った方がいいのじゃないかと思います。


AKBの選抜総選挙におけるCD購入で投票券を獲得できる様な方法も
今では普通に見受けられます。
(こちらの方もCDの投棄など問題になっていたりするようです)


しかし、ことが食品に関係することですから
慎重でありたいものですね。


それではまた。





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タグ:水樹奈々
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